日本からマリングレードが無くなる。

困ったことが起きています。 昨年の秋から始まっていたマリン合板のフィンランドバーチの輸出が止まり、ついに日本には完全無くなってしまいました。

元々白樺の需要が伐採に追いつかなくなり、ロシアから輸入していたらしいのですが、総量が減ったため、ついに日本への輸出が完全に止まりました。

何とか現在建造中のWOODY MARVEL トローラー艇までのバーチは確保し、作れたから良かったものの、此方にも4mmが少し残っているぐらいになり、日本には完全無くなったようです。

2月中にはロシアンバーチの確保が出来そうで、又4月になればフィンランドバーチも入るそうで、丁度上手く確保していたおかげで、事なきを得ましたが、一次は真っ青でした。

それでも6.5mm以下のバーチが入ってくる保証はないらしく、MARVELの新規建造の発注が有れば、肝心の材料がないと言うことも考えられ、今から対策を練らなければ成りません。

ヨーロッパには輸出しているらしいので、全く物がないわけではなく、やはり輸入量の問題のようです。

最近は中国への船でマホガニーも今までのようには確保出来なくなっています。

輸出で何とかごまかし景気で成り立っている日本ですが、内需がいかに少なくなっている証拠かも知れません。