海外メンテナンス

トルコ  マルマリス

 

3回目となりました、「うめぼし」の海外メンテナンスで、ヨーロッパの東端に位置する「トルコ」へメンテナンスに行ってきました。

と格好良く書きたい所ですが、本当の珍道中になってしまいました。

 

10月 24日夜に大阪へ行き、翌25日(水)関西空港9:30発の大韓航空で仁川国際空港へ

その前に2万円を換金 実は3万円を換金の予定が、「トルコリラは換金が悪く、日本円に戻すには1/4になってしまう」と、恐ろしやーーーーー

ところがこの2万円にしたため後で大騒ぎ

13:45仁川発、19:40イスタンブール「アタチュルク国際空港」到着

荷物の3/4は工具や部品などで、積み込みいっぱいの23Kg    関空でドリル歯とタップを手荷物に入れてしまっていたため、あえなくご用

SUSのミキシングは「うーーーんと言いつつOK」  りっぱなパイプ凶器かな。

ノートCPは駄目ですが、携帯やスマホはバックから出す必要は有りません。

出口ではあっさり入国許可   親日派とは聞いていましたが、大韓航空でも良かったのかな?

以前NZへも大韓航空で行った時は、「はい別室へ」と連れて行かれ、迎えの人に「今までで1番待ちました」と言われたのでした。

翌日の国内機はお隣の「サビハ・ギョクチェン国際空港」発 早朝の6:30なのです。

日本の羽田と成田の関係と思っていたため、1発目の大失敗

2つの空港は100Km離れているのです。

バスの直通が無いと解ったとたん、英語もチンプンカンプンなのに、ましてトルコ語なんて・・・・・・・・

恐怖 恐怖

それじゃ電車にしようとキップが買えない。

一生懸命駅員にアピールして、やっと解ったのが「1デー、2デー、3デー」 またもや無い頭を振り絞って、

今日の乗車だけ 「1デーです」でやっとキップが買えました。


1デーパス券  5リラ(250円、実は150円)

 地下鉄に乗った時は既に22時を過ぎていました。

一応終着駅までは乗れたのですが、なぜかパス券に嫌われてしまったので、またもや駅員に大アピール

自動改札OKで復帰し、よし乗り換えだと次の電車乗降口へ

ブッブー、ブッブー  遠くで駅員さんが腕をペケの字に

そうなんです 既に終電

イスタンブールに着いた時から、雨降りで、重い荷物を えっこらさ と階段を上り、タクシーと交渉

やっとこれでサビハギョクチェンのエアポートホテルにたどり着けると思いきや。

メーターはドンドン積算されるのでした。

これって2万円分じゃやばいよな・・・・

やっと近くまでたどり着いたと思いきや、タクシーの乗り換え。

やっぱりお金たりませーーーん

ええい 日本円でとお札出すも  「ノン」の一言

運転手さん良く慣れたもので、カードの機械がずらっと並んでいる所へと連れて行ってくれました。

これもまたパニック 機械の操作が解りませーーん。

運転手 「任せろ」で無事トルコリラ ゲット

カードのキャッシングは1リラ30円。 関空の換金50円。

恐ろしくお金失ってしまっていたんですね。

この後、増田さんからキャッシングの扱い方を詳しく教えていただき、1リラ30円に成りました。

換金率が悪いのは、インフラが進んで要るためだそうで、大きな買い物や、期間のある物はユーロ支払いが主のようです。

お勉強 海外への換金は現地に着いてから。 いくらでも飛行場でキャッシング出来るのです。

ホテルに着いたら既に1時。 4時起きですから、ホテルいらなかったなーーーー

運転手さん明日早朝何時でも迎えに行くよ と本当に4時に来てくれました。

が ここでまた金が足らないのが解り、空港内へ

所が トルコは空港内へ入る時に荷物検査とパスポートの提示が必要で、運転手さんに無理矢理通訳して貰い中に入ってキャッシング。

さ いよいよペガサス航空のチケットゲットとカウンターまで行きました。

帰りのペガサス航空 イスタンブール到着寸前

屋根は全て淡い赤色で統一されています。


 チケットへの交換はスムーズに・・・・・・・・・のはずが、積み込み荷物に係の人が困惑。

この時とばかりにグーグルスマホの翻訳機

色々とやりとりには時間が掛かったけど、荷物の重量がオーバーだったと言うことが解りました。

ペガサス航空は17Kgまで

解らない時は何でも良いからカード出せば良いとばかりに無事OK。

搭乗手続きでまたもや荷物検査

トルコは革命が起こったり、色々とテロが有ったりで、空港ではかなり時間取られます。

とまたしてもトラブル

結局色々と機内持ち込み荷物にも部品が入っていたので、「預け荷物にせよ」ときつーいお達し

またカウンターに戻り一生懸命説明するも、女性はチケット見せてもチンプンカンプン

翻訳機にも恥ずかしそうに 「長ーいおしゃべり」 で翻訳は不可能

あれ さっきの男性の方が居ないと見たら、カウンターが1つ違っていました。

慌てて先ほどのお兄さんの所へ行ったら、わざわざ来てくれて説明してくれます。

やっぱりトルコの人は親切です。

ダラマン空港到着

荷物受け取り、レンタカー会社窓口へ

スムーズに手続き終わり、いよいよ人生初の左運転席、右側通行    わりと平気に運転できました。

2回買い物に行ったマルマリス市内のスーパーマーケット


フリーシムの入れ替えはせず日本からWimaxを借りていき、電話は050発信ですが、1月話し放題1,800円は安かったです。

マルマリスの町から車で15分ほどの 「マルマリスヨットマリーナ」 です。

ここは地中海なのです。

目の前にはギリシャ

今回は余裕の2週間 10日は有るので最低3日は遊べるかな?  (甘かった)

途中から専用道路が有り、マストが密林

海上係留 1,000隻 陸置き900隻

こんなマリーナがマルマリスの近くに3つも有るのです。

横桟橋は無く、これがマストが密林に見えた秘密です。

スターン付けが多く、透明度は高く、舫い用に太く大きなチェーンが有り、それに各艇が止めるそうです。

これは殆ど干満の差が無いマルマリスの特徴のようです。


 2年ぶり増田さんと会えました。

増田さんは相変わらずスリムな体型なのですが、私の方は腰痛の薬のせいもあり、5Kgも太っていてコロンコロンです。

歳は1学年違うだけで、一緒に居ても楽しく過ごせます。

午前中に無事到着し、お昼を食べに行きました。

レストランは客用と従業員のレストランで、勿論従業員用レストランに。 一般の顧客もOKで多くの白人もここで食事していました。

トマトソースが主と、もう1つお米類やパスタ類、プレーンヨーグルトに果物かデザートが付き、パンは食べ放題

世界3大食の国で、トマトベースはどれも日本人の口に合います。

紅茶飲み放題  パンは町のどんな小さな店舗でも売っていてフランスパンほど堅くなく、紅茶は本当に美味しいです。


朝から上架手配したのですが、昼過ぎからになりました。

70Tのトラベラーリフトで上架し、少し移動。

やはりここでもタイと同じく一人潜ってスリング位置を確認します。

そこでなぜかストップ。

「オー ティータイム ね!」

上架の主任ムスタハさんに連れられて、彼らの休憩室で紅茶をよばれました。

2段式のヤカンになっていて、下がお湯、上が濃いめの紅茶

薄めて飲んでいますが、わたしはそのままでもOKかな

小さな砂糖を入れて飲むのが主らしいです。

鉄の船台に丸太を使って安全に固定してくれます。

大きな艇はこの丸太を何十本も使って固定しています。

最初の仕事は高圧洗浄機を使ったデッキの洗浄です。

洗浄完了 本日おしまい 


 27日 作業2日目

昨日船底の右前側に2本ストリップの剥離割れが見つかりました。

どうも昨年に干満を利用した上架時に集中荷重を受けたようです。

8日目に補修しましたが、少しVカットしてエポキシパテを詰め込み、硬化後 サンディング---カーボン張り--サンディング--エポパテ打ち--サンディング--インタープロテクト塗布--船底塗装と簡単に直せます。

強度のある木造では慌てて治す必要も無く、それよりも隙間を乾燥させるため、慌てて治しません。

ストリップ材は前後がマホガニーの強度、左右はSUSビスの強度で、尚且つダイニールクロス+エポキシでコーティングしているのですが、集中荷重を受けると接着が剥がれ、ダイニールが切れます。

補修は本当に簡単で、カーボン+エポキシはバツグンです。

船内にもダイニールを張っているので、全く浸水は無しです。

私にしたらどって事無いですね、と言う程度ですが、FRPの感覚だったら恐ろしいですね。

セールドライブのオイルを確認した所、少し海水が流入していたので、シーリングの交換をしました。

セールドライブ、プロペラともしっかりとジンクが効いていて問題なし。

船底塗料4L1缶分で70%塗布完了

昼からコンプレッサーの受け取りや塗料の確認をしました。

夕方5時半で暗くなってきますので、今日のお仕事はこれでおしまい。


昨日ホテルへ行き、予約は1部屋と思っていたら、一人の予約だと言われ、増田さんの分を5泊支払いましたが、どうもだまされたようで、本当は1部屋貸しだと思うのですが。

部屋は3階建ての2階で、小さなキッチンとリビング件寝室、別に寝室とシャワールームとトイレが一緒になっています。

壁のコックで清水が噴出する洗浄式です。

トルコもタイと一緒で紙は流せませんが、清水でお尻を洗ってくれるので、不自由はしません。

ホテルの下は屋根付きのオープンレストランに成っていて、昨日、今日とそのレストランで夕食と朝食をよばれました。

スーパーの陳列を見てみたいと思います。

屋外のワゴンには蜜柑(日本の蜜柑そうくりの形と色、味)、リンゴは少し小ぶりです。

タマネギ、ジャガイモ、人参などがありました。

全て量り売りで、1Kgの単価で表示されていますがほんの少しでもOKで蜜柑は何と1Kg3トルコリラと日本円で93円ぐらいかな。

店内は入り口近くに野菜類

キャベツのでかさと円盤状で笑ってしまいました。

これはチーズ類のケース

このチーズ類がまた美味しい。

豊かな食文化がスーパーを見れば一目了見

この豆類が豊富で、缶詰も沢山あります。

缶詰は殆ど調理されていて、お手軽調理には最高です。


作業3日目

やっと調達でき、ホースの問題も解決し1番の目的のハル塗装に向けてエアーサンデーでサンディング と思いきや、

10秒ほどでエアーダウン 確かに3Psなのですが、モーターが可愛い。

待つこと10分 これの繰り返しで、中々前進しません。

それでも何とか片弦を終わらせ、細かなキズも含めて、ハルの補修をしていきます。

ピンホールも完全にパテ打ちしたので、片弦で100ケ所は有ったでしょうか。

こういった工具類や塗料の選択はとても苦労します。

1月半前から増田さんとメールやその他の資料で、材料(特に塗料系統)の確認をしてきましたが、なかなか見つからないのが現状です。

特にアダックスーパーは私の開発した塗料で、基本はドイツの塗料なのですが、全く見込みが立たず、今回チークワンダーのドレッシングシーラー

を使いました。

色は薄くて、もう少し濃いかったら良いのですが、持ちも悪いのですが、贅沢は言えません。

海外でもアダックスーパーに勝てるデッキ含浸塗料は無いことだけははっきりしました。

コーミングに関しては、今回シッケンズの茶色の色にしました。

3回今回塗布し、かなり表面も光沢を出しました。

ペラクリンはかなり違っていましたが、かなりの艇で使用しているようです。

補修していくと、マホガニーの地肌が出てきた所は濃い色になりますが、3年すると同じ色になります。

コーミング1回目のシッケンス終わった所です。

奥に見えるメガヨットは2日目に隣に来たのですが、「うめぼし」はこのメガヨットのテンダーですね。


作業4-5日目

残りの片弦もサンディングが終わり、下準備の細かな作業も終わり、いよいよ下塗り用のシーラー塗料を3回ほどハケ塗りしました。

所がこれがくせ物で、24hでもまだ硬化しないことが解りました。

直ぐに塗料を仕入れてくれた塗装屋さんに問題有りで対応を依頼しました。

とて親切な塗装屋さんで、色々とお世話になりましたし、使用出来ない塗料や余った塗料は引き取ってくれると言うことでビックリ

溶接金物が傷んでいたり曲がったスタンションを治しに溶接屋さんが来ました。

これぞプロと言う仕事で、あっという間に治して、研磨まで仕上げてくれました。

これぞ本物のシシカバブー  鳥の肉だったんですね。

 

続く