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新古艇と言っても実際は完全な新艇です。

既存艇の1部を残し、ハルラインもデッキ・船内・艤装のほぼ全てを新規に作ります。

 

 

同型艇の写真です。

ハルは新しい工法のホンジュラスマホガニーのニス仕上げになります。

新方式でハルにキズが入っても、簡単に元通り治せる新しい工法で作られますから、美しいホンジュラスマホガニーのニス塗装をお楽しみください。

 

現在岡山に保管されている同型艇ですが、船内レイアウトは1から作りますから、私と二人で決めていくことになります。

オーナーさんの身長に合わせSALON内部の高さも決められます。

艇の船体以外は完全にオーダーメイドとなります。

フォアバースはWバースに成ります。

辛坊治郎さんのKaorin-7とほぼ同型艇に成ります。

装備、艤装はフル装備に成ります。

船体はマホガニーとエポキシダイニールとエポキシカーボンで作られ、ニス塗装のハルはその上から張ります。

その為、船体では無く飾り板のようにして張るので、たとえキズが入っても研磨や張り替えで元通りになります。

デッキはマホガニー+マリングレード+ダイニールとカーボンで完全にコーティングされます。

その上からチークデッキが作られます。

コーミングもマホガニー又はチーク材で張られます。

SALONはチーク材で作られます。

スペック

全長 船体のみ8.3m+バウスプリット0.5m=8.8mに成ります。

全幅 2.8m

喫水 1.3m

セール メインセールはスタックパック式   ジブセールは130%ファーリング仕様

ビミニトップ、サブビキニでSALONと繋がり、コクピットはフルに天井カバーに成ります。

SALONカバー

装備・艤装

1.電動清水 コクピットシャワー、ギャレー、トイレは温水器により混合栓に成ります。

2.インバーター 船内100V電源仕様

3.電子レンジ

4.冷凍冷蔵庫

5.エアコン 12,000BTUエアコンで冷房、暖房

6.バッテリー ACデルコ80A リン酸鉄リチュームイオンバッテリー100A*2 DCDC走行充電器設置、陸電用充電器

7.トイレ 電動普通便座 シャワートイレ付き

8.陸電 陸電とインバーターの2種供給 走行中にも100V仕様可

9.オートパイロット Reymarine リモコン付き

10.ビルジ 電動ビルジ2台

11.ギャレー 混合栓、シンク、コンロは電磁調理器又はガスコンロ ガス供給はカセットボンベ供給機

12.オーナーズチェア

13.ステレオ

14.100V、12V USB端子

15.エンジン ボルボペンタ D1-30F セールドライブ フォールディングプロペラ ペラルック仕様

 

1からの新艇価格はこのフル装備にすると2,800万になりますが、ハル船体の1部を使うことで、格安のほぼ半額価格にしています。

金額1,400万+消費税になります。

この艇はある程度既に作業をしていますが、本格的な改造はこの6月から初め、来年の6月の進水に成ります。

この WOODY ACTIVE 83 SALON CRUISER

としては最終艇となります。

完全な外洋クルージングクルーザーとして建造されますので、世界一周も可能です。

ご連絡先

足立 治行 080-3879-0307

E-mail:woody@adachi-yacht.com

 

ホンジュラスマホガニー到着

また新しいマホガニーが届きました。

アフリカンマホガニーでは無く、本物のホンジュラスマホガニーです。

勿論ホンジュラス国からは出荷禁止されているのですが、種をフィージーで植えて、50年かけて育てられたホンジュラスのマホガニーです。

USAの楽器メーカーが種から育て、50年かけて育てた貴重なマホガニーで、昨年購入した物とあわせて3㎥の在庫となりました。

比重が重たく、トラックから降ろすのにトラクターが転けそうになり、運転手さんに後ろに乗って貰ってやっとこさ降ろしました。

これで十分なホンジュラスマホガニーが確保できました。

海 外 出 張

USA へ行ってきました。

トルコ海外出張から3年ぶりに「うめぼし」作業に今回はUSAワシントンの近く、と言っても車で3時間以上かかりますから、とても遠いです。

JALの格安ZipAirで、成田からロサンゼルスまで飛びました。

出発は14日の午後2時45分。 到着は現地時間の14日午前8時40分。 フライト時間は約10時間 これって変ですよね。

そうなんです時差が17時間あるため、10時間乗ってもその日の朝になるのです。

コロナの関係で24h以内の検査が必要の為、前日の3月13日成田へ行きました。

コロナ検査は無事にOKで、最新のボーイング787-8で快適。 乗客定員290名で50名居なかったかな。

帰りはわずか15名でした。 飛行機会社潰れますよ。

 

ガセットで固定されたSALONデッキの前窓に、先日作ったビームをサンとして、取り付けます。

 

取り付けしたサンの上から、外側カバー取り付け用の厚み15mmサンを取り付けます。

15mmはアクリル8mm残り7mmが内外に打ち込む、シリコーンの厚みです。

数本の追加でビームを作成するため、湾曲型を使い積層します。

同時に2本を積層しました。

幅30mmの高強度ビームは1本ずつ。

普通ビームは幅45mmを積層し、積層後2分割して1度の積層で2本作ります。

材はアフリカンマホガニーで接着剤はWest Systemにマイクロバルーンとアエロジルを混合して、パテ状にして使用します。

クランプで押さえると、接着剤が横にはみ出てきます。

茶色の色はマイクロパルーンの色です。

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